波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「便利になる世界」

約 1 分

naminori-clinic_20150915_01_001r世の中、どんどん便利になっています。

本来、デジタルデバイスが大好きだったのですが、しばらく仕事に専念するため、あえてそこにはこだわらないよう、努めて離れるようにしてきたのですが、この数年の進歩はめざましいものがあります。

Wi-Fiやスマートフォン等の情報通信技術は言うに及ばず、クルマなども外観は変化がありませんが、内部の電子化はすさまじいです。

クルマの自動運転ももうすぐそこまで迫っているようなので、(法的規制が緩和されれば)訪問診療の時の運転も楽になりそうです。

が、しかし、このまま情報通信技術が発達し続ければ、そもそも訪問診療など必要なく、様々なツールを用いた遠隔医療でまかなえるようになるのかもしれません。人間の医師も不要な時代がやがてやってくるのかも。そう考えると人間だけしか出来ない領域がどんどん狭くなってきていて、少し寂しい気持ちもします。

クルマの自動運転の話に戻ると、「やはりマニュアル車を運転したい」という人もいて、実は私も時にはマニュアル車を運転したくなることもあるのです。しかし、毎日毎日、「常にマニュアルミッションで運転せよ」といわれれば、やはりそれはそれでしんどそうです。
(「運転大好き、マニュアル車大好き!」という人はいるかもしれませんが…。)

また、ごくたまにキャンプへ行って、薪を燃やして煮炊きした食事をするのはいいかもしれませんが、「毎日やれ」と言われれば、どんなに料理が好きな人にとってもNGでしょう。

「昔は良かった」と言いたいところですが、これだけ便利な社会が到来すると、とても10年前、20年前に戻る気持ちは出てきません。

「ノスタルジーに引きずられずに、新しいものへ目を向けていく」、これがこれからの私の課題になりそうです。