波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「要介護認定」

約 1 分

SONY DSC普段は要介護認定のため申請用の主治医意見書を書く立場ですが、1-2ヶ月に一度、それを認定・診査する側に回ることもあります。

基本的には調査員の報告書を元に、コンピューターが介護にかかる時間(手間)をはじき出し、それに調査員の意見や主治医意見書を元に介護度が決定されます。

資料を手に審査会に出席すると、どの人の病歴も気の毒で、ついつい介護度を上げたくなってしまう心理が働くのです。しかし、限られた介護資源を出来るだけ公平に再分配するため、冷静な判断が必要となります。冷静に、時にはチョット冷たすぎるのではないかと、内心思いつつ、公平な再分配のためにはやむを得ないと割り切ることも求められます。

主治医として意見書を書くときには、「どうぞこの意見が上申されて上手くいきますように!」と祈るような気持ちですが、審査委員になったときには別の顔になる。どの世界にもこういった板挟み状態はあるのでしょうけれど、単細胞の私には少し難しすぎるようで、審査会の終わった日は何となくブルーになります。

まぁ、これも医師としての大事な仕事です。お役御免となるまで、一生懸命勤めたいと思います。