波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「ずれていく感覚」

約 1 分

naminori-clinic_20161017_01_001r仕事柄、アルコール依存症・アルコール性肝硬変の人たちと接することが多くあります。

時には、主たる治療者ではなく、エコー検査に徹して主治医のサポート役に回ったりもします。

毎週、数人ずつの腹部エコーをしたりするのですが、毎回のように「ガチガチの」肝硬変を見慣れてしまうと、だんだん自分の中の判断基準がずれてきます。そこで、たまにアルコール問題のない、きれいな肝臓の人を見ると、

「肝臓ってこんなきれいな臓器だったんだ!」と、認識を新たにするわけです。

これに限らず、悪慣れしてくると、元々の基準がわからなくなることもしばしです。

やはり、時々はスタンダードな教科書やガイドライン・診断基準に立ち返ることが大事ですね。

古い頭で診ていたのでは、新しいことには対応できません。

(あぁ、また勉強し直すことが増えてしまった!)