波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「焦る気持ち」

約 1 分
無断転載禁止です。
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在宅医療をやっていて一番困るのは、夜間や休日ではなく、平日の診療中に患者さんが急変することです。

気持ちはすぐにでも飛んでいきたい気持ちですが、さりとてそのまま外来患者さんをおいて行くわけにもいきません。

非常に焦る瞬間です。

実際には午前の外来が3時間、夕方の外来は2時間しかないので、それが終わってから往診しても十分間に合うこともあるのですが、やはり気持ちは焦ります。

昨日も受け持ち患者さんのお一人が、外来の診療時間中に天に召されました。

前日までは調子が悪いなりに会話も出来て、私たちへの気遣いもされるほどでしたが、やはり人間誰しも寿命が有り、それを人間が完全に把握することは出来ません。

すぐに駆けつけ、最後の診察をしたかったのですが、やりくりをつけて、駆けつけるのにどうしても時間がかかってしまいます。

ドクターカーのような緊急車両を導入する手もありますが、これはあくまで、緊急的に医療行為を必要とする場合のみに使えるので、最後のお別れの時に急いでこれを飛ばしていくことはかなわないようです。

駆けつけることも大事ですが、安全も大事。

安全とスピード、もちろん医療の質もバランスをとりながら今日も訪問診療へ行ってきます。