波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「腕時計をしている医者に近づいてはいけない?」

約 1 分

「腕時計をしている医者に近づいてはいけない」という言葉を聞いたことがあります。

確かに腕時計をしていると手洗いは不十分になりますし、時計を中心に雑菌が残ったままになりそうです。

スマートフォンには便器の何倍もの大腸菌がいるとの話もありますし…。腕時計もどっこいどっこいかもっとすごい状態なのでしょう。

都会に住む人にとって腕時計は必須でしょうけれど、車での移動が日常の私たち田舎暮らしの人間は、車に乗れば時計がある。

部屋には掛け時計。パソコンの画面にも、スマートフォンの画面にも時計があり、いずれも電波時計波の精度です。

普通の生活では腕時計はいりません。

しかし、私の生業としている業界では腕時計が必要になることがあります。

それは、死亡確認の時です。

重苦しい瞬間の時、腕時計や懐中時計をみながら死亡宣告を行うのは許されるとして、それがスマートフォンの画面を見た後で「死亡時刻を告げられ」たとき、遺族がどんな気持ちになるのか?

腕時計をする習慣のない私は、過去に何度か同じような状態になり、こっそり事前に画面で時刻を確認したりしていました。

ただ、どうしても症例が増えてくると、いろいろと仕事以外へ頭を向けることが難しくなります。

腕時計はやはり必要な気がします。

防水時計でこまめに拭くか洗うかすれば良いのでは?

そんな思いもあって、今月からしばらく腕時計をつけてみることにしました。

今はやりのスマートウォッチです。

体重計と連動して、私の活動量も監視してくれます。

「腕時計をしている医者に近づいてはいけない」かどうか、しばらく実証実験をしてみようと思います。