波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「教師の資質」

約 1 分

「教師の資質」
~できる教師とダメ教師は何が違うのか? ~
諸富祥彦 (著)

フランクル心理学の専門家にして「教師を支える会」の代表である著者が現場教師へ向けたエールです。

タイトル、サブタイトルは怖げで、なにやら教師を糾弾するような感じですが、中身は先生に寄り添う内容です。

新年度を迎える前に是非読んでほしい一冊。せめて第四章だけでも読んでほしい…。

ところが、出来ない先生ほど「本を読んでくれない」、「勉強しない」のです。

ジレンマを感じつつ、おすすめする一冊。

内容紹介:
大津中2いじめ事件でのずさんな対応、
体罰、人権侵害まがいの暴言……
教師の問題が取りざたされる今、本当に求められる資質とは何なのか。
「教師を支える会」代表として、全国の学校の問題に取り組んできた著者が、
今、最前線の教師像を説く。

【目次】

はじめに

第一章―お子さんの担任の先生は、大丈夫?
・今教師が直面していること
・「本当にできる教師」は約二割
・さまざまな「問題教師」
・人の気持ちがわからない教師
・なぜ「体罰」という暴力はなくならないのか
~など、計10項目

第二章―教師を取り巻く過酷な現状――壊れていく教師
・親から「教師になるのはやめなさい」と言われた学生たち
・教師のうつ病は、一般企業の二・五倍
・教師を追い込む四つの要因
・学校の「何でも屋」、教頭(副校長)のなり手がいない
・教師は、どのようにして心を壊すに致るのか
・親や子どもが教師をコントロールし始めた時代
・教師の権威はなぜ廃れたのか
~など、計14項目

第三章―学校空間で追いつめられる子どもたち
・学校は毎日が「小さな事件」の連続!
・九割の子がいじめの「被害者」であり「加害者」
・孤独嫌悪シンドローム
・仲間からの「同調圧力」におびえる子どもたち
・「これ以上教室にいると、友だちのこと刺しちゃいそう」
・「どうして、“ひとり”じゃダメなんですか…」
・孤独にならなくて得られないもの
・「死にたい」という言葉をどう受け止めるか
・教師はもっと危機意識を持て
~など、計17項目

第四章―担任教師に求められる「学級経営力」
・いじめや不登校が生まれる原因
・教師のリーダーシップ ・ルールが守られた「安心・安全」な学級
・心のつながりを作る
・教師の学級づくり、6つのタイプ
・理想の教師集団とは
・学校現場で使えるカウンセリング技法
・子どもたちのよさを引き出す「魔法の質問」
~など、計11項目

第五章―教師としての使命
・情熱と使命感なき者は、教師になるべからず
・年に一度でもいい、魂を奮わせる授業を
・教師は人間関係のプロでなくてはならない
・教師は、心の振れ幅が小さくなくてはならない
・教師に必要な6つの授業構成力
・子どもが自分たちで作っていく授業――「泣いた赤鬼」に学ぶ
・外の世界とつながる力
~など、計9項目

第六章―新たな時代に求められる「教師の資質」
・子どもが50歳、60歳になったときに幸福を見据えて
・「使命の形成」こそ、キャリア教育の柱
・「新しい学力」観
・「脱ゆとり教育」の背景にあるもの
・PISAの限界
・「生きる力」を育てる新しいタイプの道徳授業
・「総合的学習」は何のためにあるのかあ
・「問い」を引き受けた子ども
~など、計14項目