波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「フィッシュストーリー」

約 1 分

フィッシュストーリー02「フィッシュストーリー」
 [原作]伊坂幸太郎×[監督]中村義洋×[音楽プロデュース]斉藤和義

  最近、新聞は都知事選のニュース一色。
 選挙に至る経緯を見直してみると、秀作「フィッシュストーリー」を思い出します。

 今回の都知事選挙、元々は徳州会の内紛に端を発して、猪瀬都知事に火の粉が飛んだ形になっています。なぜか争点は原発になってしまい、もともとの事件は世間の興味から消えました。

 1973年(昭和48年)、医師・徳田虎雄が大阪府松原市に、徳田病院(現在の松原徳洲会病院)を開設。「24時間年中無休」「生命だけは平等だ」「生命を安心して預けられる病院」「健康と生活を守る病院」等々のキャッチフレーズは間違っていない、少なくとも最初の理念は良かったのですが、人間は権力とともに腐敗していきます。
 やがて政治に手を出し、金にまみれ、公的性格の強い医療法人を私物化して内紛を招きます。
 最初の理念はどこへやら…、結局のところ国民の医療に対する不信感を増大させただけです。
 政治家にお金を渡し、受け取った都知事は辞職、多額の税金を使って選挙戦に突入し、元首相2人も参戦して、原発問題も絡み、もう最初の事件がなんだったのか訳がわからなくなっています。

 「風が吹けば桶屋が儲かる」「バタフライ効果」のような話で、映画「フィッシュストーリー」を彷彿とさせます。(まあ、フィッシュストーリーはめでたしめでたしなので、少し違うのですが…。)

フィッシュストーリー03

【ストーリー】
1975年 早すぎたパンクバンド「逆鱗」は世間に理解されないまま解散へ向かおうとしていた。彼らは最後のレコーディングで「FISH STORY」という曲を演奏する。

1982年 気の弱い大学生は「FISH STORY」の間奏部分に「女性の悲鳴が聞こえる」という噂を聞く。さらには出会った女性に「いつか世界を救う」と予言され・・・。

2009年 修学旅行中に眠り込んでフェリーに取り残された女子高生は「正義の味方になりたかった」コックと出会う。その直後、二人はシージャックに巻き込まれる。

 2012年 街が静まり返るなか、営業中のレコード屋の店長は「地球が滅亡する日でも好きなレコードを聴いていたい」と、「FISH STORY」に耳を傾けている。

 「FISH STORY」という曲の間奏には、なぜ1分間の無音部分があるのか?果たして、2012年地球は滅亡してしまうのか?時空を超えてすべてがつながった時、想像を超える爽快なラストがおとずれる!!

【キャスト】
伊藤淳史 高良健吾 多部未華子 濱田 岳 森山未來 大森南朋
渋川清彦 大川内利充 眞島秀和 江口のりこ 山中 崇 波岡一喜 高橋真唯 石丸謙二郎
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督が、再び“伊坂ワールド”に挑んだ奇想天外なヒューマンストーリー。パンクバンド・逆鱗が1975年に残した最後の曲「FISH STORY」。発売当時誰にも聴かれなかったその曲が、巡り巡って地球滅亡の危機を救う。