波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「ギランバレー症候群?」

約 1 分

カンピロバクター感染症そのものは無治療でも自然軽快することがほとんどです。

が、まれに、ギラン・バレー症候群という神経炎を起こすことがあり、経過を見ていくことが大事です。

予後はわるくないのですが、筋力低下から一時的に人工呼吸器を使わなければならなくなった症例を診たことがあります。

さて、ギラン・バレー症候群といえばゴルゴ13の持病、唯一の弱点として有名でした。

「でした」と書いているのは今では「それはギラン・バレー症候群ではないだろう」というのが定説になっているからです。

確かに、ときどき誘因なく右手のしびれが短時間に起きるような症状はギラン・バレー症候群とは思えず。

以前、大学病院で一緒に働いていた神経内科の先生も「あれは違う」と力説されていました。

単行本には未収録ですが、第532話:「震える修験者」では神経内科医が登場し、「ギラン・バレー症候群ではないだろう」とコメントしています。

まぁ、カンピロバクター腸炎そのものからは大きく脱線してしまいましたが、いずれにせよ感染性腸炎はいやなもんですね。

しっかり加熱して食べるようにしましょう。