波乗りクリニック

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「三度目の殺人」

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「三度目の殺人」

台風一過の月曜日、朝から晴れ渡り、絶好の運動会日和です。今年から子どもの運動会もなくなり、チョットさみしい物がありましたが、そんなことは振り切って訪問診察した後、午後からぽっかり空いた時間を使って見に行ってきました。

事前に是枝裕和監督と福山雅治さんの雑誌の対談を読んでおり、興味を持っていました。

「弁護士に理解や共感はいらない」という台詞が出てくるのですが、一般の考え方とかけ離れた法曹界の常識が垣間見えて恐ろしくもあり、「誠実だな」と思っている。そんな風に是枝裕和監督が話しているのを読んで、これは一筋縄ではいかない映画だなと直観しました。

キャスト、演出がまた素晴らしい。

「どんな風に画面を切り取って、どんな風に見せたいのか」監督のメッセージがひしひしと伝わってきますね。

映画と言えばサントラです。まだ正式なサントラ盤は出ていないようなのですが、音楽はあの「ルドヴィコ・エイナウディ」です。これだけでも聞きに行く価値があるでしょう。

重い、重い気分になりたい人にお勧めの一本です。

解説:
「そして父になる」の是枝裕和監督と福山雅治が再タッグを組み、是枝監督のオリジナル脚本で描いた法廷心理ドラマ。勝つことにこだわる弁護士・重盛は、殺人の前科がある男・三隅の弁護を仕方なく担当することに。解雇された工場の社長を殺害して死体に火をつけた容疑で起訴されている三隅は犯行を自供しており、このままだと死刑は免れない。しかし三隅の動機はいまいち釈然とせず、重盛は面会を重ねるたびに、本当に彼が殺したのか確信が持てなくなっていく。是枝監督作には初参加となる役所広司が殺人犯・三隅役で福山と初共演を果たし、「海街diary」の広瀬すずが物語の鍵を握る被害者の娘役を演じる。