波乗りクリニック

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中学入試の面接は

約 1 分

中学受験 県内の中学入試はほとんど終わり、あとは複数合格している人が選択に悩んでいる頃でしょうか。

 おもえば昨年の今頃は、私も子供の中学入試につきあって、結構大変な日々を過ごしていました。

 勉強については過去問をやるだけやって、見直しをさせましたが、なにしろ模擬試験も何もなく、偏差値や合格ラインもさっぱりわかりません。
 不安だらけでしたが、仮に落ちても公立中学には行けますし、何より1ヶ月にわたって親子4人で頑張った充実感もありました。

 結局2校だけ受験したのですが、「とりあえず近場で、入試問題が素直な出題」という基準で選んでいますので、どちらが第一志望というわけでもなく、「入れてくればどちらでもいい」、というスタンスでした。(I’m sorry.)

 入試では両校とも筆記試験の後に引き続いて親子面接があります。本人は頑張るだけ頑張っていますから、親が足を引っ張るわけにも行かず、私も真剣に面接の脳内シミュレーションをして臨みます。

 土曜日の1校目、はじめて敷地内に入りました。さすがに私立は設備が立派です。広大な敷地にスポーツ関連の施設が充実しています。
私が通った公立中学とは全然違いました。
 試験会場の前で子供と別れ、保護者の控室でひたすら待ちます。暖房があまり効いておらず、寒い中で待ち続けました。

 1科目目が始まってしばらくたち、試験官が試験問題を保護者にも配ってくれます。おそるおそる目を通しますが、これが難しいのです。私にもわからない問題があります。2科目目、3科目目、いずれも例年より難しいように感じます。

 「大丈夫だろうか?」「いや、これだけ難しければ、他の子にも難しいだろう」「いやいや、他の子はしっかり対策を立ててきているぞ」といろいろな事を考えます。

 筆記試験の後、「出来たよ」と話す息子を迎え撃ち、お昼ご飯は保護者控え室で、二人並んで家内の作った弁当を食べます。筆記が終わった充実感なのか、息子は遠足みたいに楽しそうです。

 午後は親子面接、私の出番です。在校生が控え室から面接室まで誘導してくれたのですが、この子達がまたしっかりしているのです。「こんな風になってくれたらな」と空想が膨らみます。

 まず、子供からいろいろと質問を受けました。内心、期待していなかったのですが、息子がしっかりてきぱきと答えます。それを見て私の方が上がってしまい、何をどう質問されたのかわからないまま面接は終了してしまいました。
 あとで子供からだめ出しを食らい、少し落ち込みます。自分自身の受ける面接と違い、これはこれで独特で難しいですね。

 さて、2校目との間に日曜日がありましたが、やることをやり尽くして、いまさらすることがありません。そこで昨日受けた1校目の問題を一緒に復習しました。

 週明けの月曜日、2校目に臨みます。するとですね、出たのです、何問か同じような問題が!

 やってみるもんですね。前の日に復習していなかったら、結構点数が落ちていたと思います。

 2校目の保護者控え室は学食で、試験が始まるごとに問題が張り出されます。父兄がそれに群がってスマホで写真を撮っています。私も家内を安心させるため、張り出されるごとに撮ってメールで送りました。

試験が終わり、親子が学食で合流します。息子も手応えがあったのか、安堵の表情を浮かべています。

 午後からはまたも面接です。1校目の失敗を踏まえ、私も気持ちの準備をして面接に臨みました。
 新築されたぴかぴかの校舎で面接を受けます。自分なりにはうまくいったと思ったのですが、子供からはまたもやダメ出しをくらってしまいました。これで落ちたら父親の責任だから、「もしも落ちたら子供にはそう言って慰めよう」と決めました。

 ふたを開けてみると、受験勉強を始めたときの予想に反して、2校ともかろうじてパスし、なんとか私の責任にならなくてすんだのでした。

 「じゃあどっちに行くのか?」
 ここからまた新たな悩みが始まったのでした。が、またそれは別の話。