波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

労働人口減少と在宅医療

約 1 分

食事介助 在宅医療に関わって10数年。

 介護保険制度が始まった頃から在宅医療・訪問診療全般について、その変化を肌で感じてきました。

 以前は一般の住宅(一軒家・マンション・賃貸アパート)で、自分のお子さんやお嫁さんが介護をしているパターンが多かったのですが、最近は施設に入所する人が多くなったようです。

 このことは体感的に、実感として感じます。

 労働人口の減少のため、政府は女性の労働者を増やそうとしているようですが、その一方で在宅医療を推進しています。ところが在宅医療がスムーズに行くためには自宅で介護する人の存在が欠かせません。

 「本当はお父さんお母さんを自宅で介護したいのだけど、仕事が…。」ということで、介護を断念する人も多いようです。これは女性に限らず、息子さん達にもいえることでしょう。
 また、働き盛りの人たちが仕事を辞めて介護に専念し、あげくに親を見送った後で無職になってしまうケースもあり、最近の週刊誌でも取り上げられていましたが、これは以前からよくあったことです。

 あれこれ考えていると頭が痛くなってきますね。私一人が頭の中で何を考えても変わりません。

 暗い話題はこれくらいにして、今日も一日がんばりましょう。