波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

お箸

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エジソンのお箸 唐突な報告ですが、昨日突然、小学生の娘がお箸を正しく使えるようになりました。(世間の平均と比べると少し遅れているようですが…。)

 これまで我慢強く、いろいろな方法を試してきたのですが、お箸をクロスさせて使うため全く上達せず、いままで矯正用のお箸を使い続けていたのです。

 「いつか上手になるだろう」、と。

 娘の箸使いを見て、自分を振り返ります。遺伝というのは恐ろしいもので、実は私も小学3年生まで同じようにお箸をクロスさせて使っていました。それなりにうまく使っていたので、あまり実用的には困らず、親もそれほど熱心に矯正しなかったため、放置されていたのです。ただ、今考えると「ものすごくみっともない」箸の持ち方をしていたように思います。

 小学3年生の夏休み、祖母が私のおかしな箸使いを見て慌てました、娘である母が呼ばれて怒られます。「なぜ、これまで放置していたのか?」と。

 祖母が偉大だったのはその後です。母を叱るだけでなく、私にも上手に指導し、1-2回握り方を教えただけで、その瞬間から私の箸の持ち方が変わったのです。

 それ以来、祖母の教えの通りの箸の持ち方、箸使いをするようになり、一度も以前の持ち方をしたことはありません。

 決して美しい箸使いではないけれど、一緒に会食する人に、なんとか不快感を与えずにすんでいるのではないかと思います。

 話は我が娘のことに戻りますが、娘も知り合いの「そば屋のマスター」に教えてもらって、その瞬間から箸の持ち方が変わったようです。

 人間、意外なことを苦手としている場合があります。他のことがよく出来れば出来るほど、その欠点が浮かび上がってしまいます。

 「あの人が(他のことはよく出来るのに)、あんなことが出来ないなんて」、ということはよくあります。

 どんなに苦手なことでも、繰り返し練習するうちにコツをつかんで飛躍する瞬間がやってきます。

 何度失敗しても、あきらめずにチャレンジしてみたいものです。