波乗りクリニック

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インフルエンザはなぜ冬に流行するのか? その2

約 1 分

喉冬にインフルエンザが流行しやすい理由の一つが、「温度が低いこと」です。

当たり前のように思われますが、それではなぜ温度が低いとインフルエンザが流行るのでしょうか?

感染した人のくしゃみからエアロゾルに乗って、他人にたどり着いたウイルスが目指すのは「人の喉(のど)」です。

進入経路は、「目」「鼻」「口」の三カ所ですが、いずれも最後は喉にたどり着き、そこで増殖します。

このとき増殖に適した温度があり、ヒトのインフルエンザウイルスの場合、約33℃前後が最も適していると言われています。

普通、人の鼻腔の温度はもう少し高く、個人差はあるものの、だいたい35~37℃くらいです。

しかし、そう、冬になると気温が下がるので、吸い込んだ空気で鼻腔から喉にかけての温度が下がり、インフルエンザウイルスにとって心地よい、33℃前後の温度になってしまうわけです。

マスクをすると、鼻腔から咽頭にかけて温度湿度を高く保つことが出来ます。
なんとなく、インフルエンザ予防にもマスクは有用そうですね。

しかし、マスクも正しく使わないと却って感染を助長することになります。
このあたりは、「マスクは諸刃の剣(2014年1月28日)」をご覧下さい。