波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

B型肝炎ワクチンのすすめ(後編)

約 1 分

肝炎なぜ、事務職員や出入りの業者さんも予防接種をした方が良いのか?

実はB型肝炎ウイルスに感染した医療従事者を調査した研究がありまして、それによるとほとんどの感染者は針刺しがなかったようなのです。

それどころか大半はB型肝炎ウイルス感染者に接触すらしていなかったのです。

これが何を意味するのか?

B型肝炎ウイルスは患者の血液や体液中にいるのですが、机やドアノブなどに付着した状態でも数日間は感染力を保ったまま生き続けることがわかっています。

つまり、机やカルテ、キーボードやドアノブなどに見えないくらいの血液が付着していて、たまたま手に擦り傷などがあった場合、そこから感染する可能性があると言うことなのです。

ですから、外来や病棟に出入りするすべての人がB型肝炎の予防接種をして、しっかり抗体を持っておく必要があるわけです。

リスクは低くなりますが、一般生活でも、普通に生活していて感染する可能性がないわけではありません。

現在、医学部や看護学部、リハビリ関係の学校ではほとんどがワクチン接種を義務づけているようですが、いずれは医療事務の専門学校などでもワクチン接種を推奨するようになるのかもしれませんね。