波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「脈拍数」~常にバイタルサインを~

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http://www.kango-roo.com/
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「バイタルサイン」、直訳すると「生命徴候」です。

つまり、生きている証とも言えます。

古典的バイタルサインとしては、

「血圧」、「脈拍数」、「体温」、「呼吸回数」などがあり、最近は「意識レベル」、「血中酸素飽和度」もその中に含めることがあります。

バイタルサインに異常がなければ、たちまち死に至ることは少ないため、あまりいろいろな検査が出来ない在宅医療では、診察の要になる大事な項目です。

特に、「脈拍数」、「呼吸回数」は時計さえあれば簡単に測ることが出来ます。

慣れてくれば、時計なしに、おおよその数値を言い当てることも可能になります。

これからの季節、風邪やインフルエンザが流行り始めるのですが、特に高齢者の場合は高熱にならないことや、訴えがはっきりしないこともあり、時に見落としもあります。

そんなとき、しっかりバイタルサインを診ておくことは大変重要です。

関節痛などのため、常に鎮痛解熱剤を服用している人の場合、それに隠れて熱が出ないことがあります。このときも普段より「脈拍数」が多くなっていることで感染に気づき、血液検査をしてびっくりするような結果が出ることも少なくありません。(「普段より」というのがキモです!)

もちろん、気持ちの動揺や運動などで脈が速くなることもあるのですが、その場合は前後関係でわかることが多いのです。

普段の脈を診ているかかりつけ医には違いがわかります。

診察の時に何気なく診ているよう見える脈ですが、医師や看護師の頭の中ではいろんな事が駆け巡っているのです。