波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「ユマニチュード」~認知症ケア最前線~

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ユマニチュード_03「ユマニチュード」~認知症ケア最前線~

NHK取材班 望月健

最近話題に上ることが多い「ユマニチュード」

専門書も発売されているのですが、やはり専門家以外には少々難しい内容だったりします。

NHKの番組をそのまま書籍にしたようなこの内容。一般の人向けに素人の目線から割合と優しく書かれています。

「ユマニチュード」とは、簡単に言ってしまうと、「見つめる」「話しかける」「触れる」それから「立つ」の4つの技術からなる介護技術の集大成です。精神論ではなく、技術論です。

「今まで介護現場では当たり前にやってきたこと」「特に目新しい内容がない」といった批判もあります。確かにユマニチュードで問われている基本技術は以前から言われているものばかりです。しかし、その当たり前のことが当たり前に出来ていないところに今までの問題点があるのです。

実際、本気で取り組んでみようと思うと、これが非常に難しいのです。頭では理解できるのですが、行動するのは難しいのです。

私たち医療者からみると、介護者の対応がうまくいっていないために認知症を悪化させているケースが目につきます。医療者は「ああすればいいのに」「こうすればいいのに」と、あたかもわかったかのように断じてしまう傾向があります。

実際に自分が家族の認知症と向き合ったとき、自分の高度な知識が役に立たないものであることがわかるでしょう。

そんなとき、ユマニチュードを思い出し、基本に立ち返るのはいかがでしょうか。