波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

子供の脳では抗えない

約 1 分
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メディア依存の静かな広がりには恐ろしいものを感じます。

ネット依存やスマホ依存、ゲーム依存はそれぞれ別々に語られることがありますが、根底には同じ血液が流れています。

大人でもネットサーフィンを始めると、なかなか止めることが出来なくなります。ついつい見たくもないテレビ番組をダラダラと見てしまった経験は誰にでもあると思います。

私ものめり込みやすい性質で、中高生の時にはテレビゲーム(アーケードゲーム)の虜になり、人生の貴重な時間を無駄にしました。

神経が発達途中の未成年では、こういった誘惑にはまず打ち勝てません。
(最初から興味のない人は誘惑に巻き込まれることなく、社会の階段を上っていきますけどね)

さて、中学入試もそろそろ終盤で、合否の決まった子ども達の中には親御さんより立派なスマートフォンを買ってもらった人も居るかもしれません。

最初は親と連絡を取り合うため、安全に居場所を確認するためのツールだったスマートフォンが、逆に凶器になって自分のこどもに向かってきたら…。

まだ、こどもにスマホを与えていないのなら、まだ間に合います。

とても有名な「スマホ18の約束」を思い出してみてください。

 

スマートフォン安心安全強化戦略
~スマート ユース イニシアティブ~
平 成 2 5 年 9 月 1 7 日
総務省 総 合 通 信 基 盤 局
電気通信事業部 消費者行政課

(参考)スマホ18の約束(米国)
○ アメリカのあるお母さんが13歳の息子に対し、スマートフォンをクリスマスプレゼントとして渡したときの約束。
http://www.janellburleyhofmann.com/postjournal/gregorys-iphone-contract/#.VayQkKTtlBc
(出典)「Gregory’s iPhone Contract/ Janell Burley Hofmann」 を参考に仮訳

1 これは私が契約した携帯です。
2 パスワードは必ず私に報告しなさい。
3 鳴ったら出なさい。礼儀良く「こんにちは」と言いなさい。発信者が「ママ」か「パパ」なら必ず出ること。
4 学校がある日はpm7:30に、週末はpm9:00に携帯を私かお父さんに返しなさい。携帯は次の日の朝am7:30まで電源がオフになります。親が直接出る固
定電話に電話できないような友達なら、その子に電話もメールもしてはいけません。
5 携帯はあなたと一緒に学校には行けません。メールをやり取りする子とは直接話しなさい。コミュニケーションは人生で大切なスキルです。
6 万が一トイレや床に落としたり、無くしたり、破損させた場合は修理費用は自己負担です。日頃から準備しておきなさい。
7 このテクノロジーを使って人を騙したり、馬鹿にしたりしてはいけません。人を傷つけるような会話に参加してはいけません。
8 人に面と向かって言えないことをこの携帯を使ってメールしてはいけません。
9 友達の親の前で言えないことを携帯を使ってメールしてはいけません。
10 ポルノは禁止。私とシェアできるような情報をウェブで検索してください。質問があれば、なるべく私かお父さんに聞きなさい。
11 公共の場では電源を切るかサイレントモードにしなさい。
12 他の人にあなたの大事な部分の写真を送ったり、逆にその人の大事な部分の写真をもらったりしてはいけません。いくらあなたが賢くてもそういうこと
をしたくなる時期がきます。とてもリスキーなことで、あなたの青春時代・大学時代・社会人時代を壊してしまう可能性だってあります。インターネットはあ
なたよりずっと巨大で強いのです。
13 写真やビデオを大量に撮影しないこと。人生を肌身で感じなさい。あなたの記憶に保存されていきます。
14 ときどき家に携帯を置いてでかけましょう。そしてその選択に自信を持ちましょう。携帯は生き物じゃないし、あなたの一部でもありません。携帯無しで生
活することを覚えてください。流行に流されない器の大きい男になってください。
15 同じような音楽を聴いている大多数の人達と違って、もっと新しい音楽、クラシックな音楽、ジャンルの違う音楽をダウンロードしましょう。あなたの世代は
歴史上最も多様な音楽にアクセスできます。これを活用して、あなたの視野を広げて下さい。
16 ときどき、ワードゲームやパズルゲーム、知能ゲームで遊びましょう。
17 上を向いて歩きましょう。あなたの周りの世界を見ましょう。窓から外を覗きましょう。鳥の鳴き声を聴きましょう。知らない人と会話しましょう。Googleで検
索しないで自分で考えましょう。
18 あなたは失敗します。そのときは携帯を取り上げます。その失敗について一緒に話し合い、そしてまた一からやり直すのです。あなたと私はいつも何
かを学んでいます。私はあなたのチームメイト。一緒に答えを出していきましょう。