波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「鍵泥棒のメソッド」

約 1 分

鍵泥棒のメソッド「鍵泥棒のメソッド」(2012年)
堺雅人 (出演), 香川照之 (出演), 内田けんじ (監督)

まだ大学に勤めていたとき、地方学会参加がてらに、よく地方の映画館巡りをしていました。

そんなときに出会った映画は、いろんな思い出とともに蘇ることがあります。

以前に横浜で開かれた学会のち、夜中の暇つぶしに桜木町の映画館で見た一本。これが意外に秀作でした。

売れない役者を演じる堺雅人に、殺し屋(?)の香川照之が容赦ない言葉を浴びせかけます。

「お前の部屋にあったストラスバークの本、最初の8ページしか読んだ形跡なかったぞ。他の事も全部そうだ。ちょっとやる気だして、勉強しようと思っても、本を買って来ただけで満足しちゃう、一番ダメなタイプの人間だろ、お前は!」

ちょっとひどい言葉ですが、これが心に突き刺さります。

どぎまぎしてしまった観客も多かったのではないでしょうか?(私もその一人ですが…。)

いろいろ考えさせてくれて、楽しませてくれる。

これが映画の醍醐味だと思います。

あらすじ:
売れない貧乏役者の桜井武史は銭湯で、石鹸でツルッと滑って頭を強打して意識を失った山崎信一郎の脱衣場のロッカーの鍵を拾う。脱衣場で居合わせ、彼のロッカーを開けた桜井は、山崎の羽振りの良さを見て、山崎の全ての鍵と自分の全ての鍵とをすり替える。