波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

インフルエンザの陰に隠れて…。

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溶血性連鎖球菌世間ではインフルエンザが大流行です。

今の時期に高熱、のどの痛み、咳、関節痛とくれば、ほぼインフルエンザだと思われてしまいます。

「熱」イコール「インフルエンザ」と考えてしまうのも無理はないのですが、当然のように他の病気も同じような症状になることがあります。

短絡的に考えず、一つ一つの症例を丁寧に診ていくことが大事です。

先入観にとらわれず、しっかりと基本に立ち返り、病歴を聞きとり、のどをはじめとして全身を診て、頸部を触り、聴診することが大事です。

時には血液検査やレントゲン、咽頭ぬぐい液の迅速検査が助けになることもあります。

写真は「溶連菌(A群β溶血性連鎖球菌)」による扁桃炎の検査結果です。当たり前ですが、インフルエンザの治療薬は全く効果がありません。抗生物質が必要です。

インフルエンザの陰に隠れて、密かに流行している扁桃炎や肺炎に要注意です。

今日の診療も慎重に、かつ迅速にがんばりたいと思います。