波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「薬嫌い」を考える  <その4>

約 1 分

カウンセリング久しぶりに「薬嫌い」を考えてみます。

波乗りクリニックのように「心療内科」を標榜していると、いろんな患者さんが来院します。

その中で時々出会うのが、「絶対に薬は飲みたくないので、カウンセリングだけで何とかしてほしい」

と言ってくる人です。

確かに、カウンセリングというのも一つの方法です。精神療法というかなんというか…。

一部のうつ病やパニック障害にはそれらが有効だったりします。

しかし、こういった人たちの話をよくよく聞いていくと、「薬の副作用が怖いから」「カウンセリングだったら副作用がないかと思って…。」

という言葉がしばしば登場します。

イメージ的にはそうかもしれませんが、 残念ながら

「カウンセリングにも副作用があります!」

ひどい副作用が出ることがあり、その適用は慎重に見極めなければなりません。

特に、ある種の病態の人たちに通常の精神分析やカウンセリングを行うと、かえって病状を悪化させてしまうことが知られています。

「傾聴する」ことがかえって病状を悪化させてしまうわけで、これを「パンドラの箱を開けた」と表現することがあります。

何事にも良い面と悪い面があります。

その人にとってどのような治療法が合っているのか?

「医療ソムリエ」たる、「かかりつけ医」に相談した方がいいのかもしれません。