波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「我が家の2025年問題」~ホームホスピスという選択~

約 1 分

建売住宅あと10年もすれば、子供たちは出て行き、夫婦二人だけの生活になります。

今からその対策を少しずつ考えておかなければなりません。

選択肢の一つとして私の頭の中にあるのが、

「ホームホスピス」というものです。

多死社会を迎える2025年。その頃には一年間で150~160万人を看取らなければならないと言われています。

現在は毎年120万人程度の死亡者数ですから、あと40万人以上の受け皿が必要となるわけです。

人生の最後をどこで終えるのか?人間らしく終えることが出来るのか?

大きな課題です。

その一つの答えが「ホームホスピス」という発想です。

人の住まなくなった一般の民家を借り受け、少しだけ手直しして、そこを終の棲家とするのです。

大人数ではなく、一件あたり4~5人の共同生活です。

まるで有料老人ホームのようですが、老人ホームの場合は建物の建築費用を回収しなければなりませんから、どうしても入居費が高くついてしまいます。

どうしたら安価で質の高いケアが受けられるのか?

その答えの一つが「ホームホスピス」と言われています。採算ベースに乗りにくいため現在はNPO法人が主体です。

有名なところでは、宮崎に「かあさんの家」というものがあります。

実におもしろい取り組みだと思います。

人が住まなくなった家の再活用が進めば、逆に新築の戸数も増える可能性があります。

いろんな意味で地域の活性化にもつながりそうです。

もしも我が家を「ホームホスピス」として貸し出したら?

さて、ゆっくり、しっかり10年後を見据えた対策を考えておきたいと思います。