波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「神様のカルテ0」

約 1 分

神様のカルテ0神様のカルテ0 単行本 – 2015/2/24
夏川 草介 (著)

病院というとまずイメージするのが、医師・看護師といった直接患者に関わる仕事です。

最初に薬剤師や医療事務のことを連想する人はまずいません。

しかし、当たり前のことですが、医師・看護師だけでは病院は回っていきません。

栄養士をはじめとして食事を提供する人、建物や機器のメンテナンスをする人、経理をする人、医療材料に関わる人、等々、いろんな職種が連携しなければ病院は成り立ちません。

今回の「神カル」、短編集ですが、その中で一番印象に残ったのは、事務長が奮闘する話。

当然のことながら病院経済学を前面に押し出してきて、現場の医師と衝突してしまうのですが、その裏には経理を預かる事務長ならではの苦悩、理想の医療をどう提供するかといったリアルな現実が描かれています。ただ「単にケチなだけではない」事務長像がそこにはあります。

おすすめの一冊です。

内容紹介:
新たな『神様のカルテ』はここから始まる。
シリーズ300万部突破のベストセラー『神様のカルテ』にまつわる人々の前日譚であり、かつ珠玉の短編集です。栗原一止は、信州にある24時間365日営業の本庄病院で働く内科医です。本作では、医師国家試験直前の一止とその仲間たちの友情、本庄病院の内科部長・板垣(大狸)先生と敵対する事務長・金山弁二の不思議な交流、研修医となり本庄病院で働くことになった一止の医師としての葛藤と、山岳写真家である一止の妻・榛名の信念が描かれます。ますます深度を増す「神カル」ワールドをお楽しみください。

【編集担当からのおすすめ情報】
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