波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

当たり前の幸せ

約 1 分

OLYMPUS DIGITAL CAMERA少し前、我が家で十数年にわたって活躍してくれていた台所の換気扇が悲鳴を上げました。

文字通り、「きゃあー、きゃー」と大きな音を立て、100m近く離れた公園まで響き渡ります。

こうなると近所迷惑そのものです。

その時は「換気扇なし」の台所を使わざるを得なくなり、炒め物をするだけで家中が煙くなってしまいました。

電化製品とは不思議な物で、しばらく使わずにおくと、今度は真っ当に動いてくれたりもするので、毎日恐る恐る、換気扇にお伺いを立てながら、だましだまし使っていました。

いつ音を立て始めるのか?音を気にしながら換気扇を使わざるを得ません。

「近所迷惑になっているのではないか?」ドキドキしながら家内が調理をしています。

先日、決定的に10回中10回、換気扇が悲鳴を上げるようになり、とうとう交換することになりました。

交換済みの換気扇は、当然のことながら、スムーズにまわり、全く音を立てません。

音を気にせず、好きなだけ換気扇を回し放題です。

「安心して換気扇が使える幸せ」

おかしなことですが、当たり前のことが、当たり前の幸せだと感じられる。

失って初めてわかる、チョットした幸せです。

日々の暮らしの中で、気づかずに目の前を通り過ぎている幸せがもっとあるのかもしれません。