波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「終わらない行列はない」

約 1 分

行列最近、子供たちも大きくなり、家族とは別行動することが多くなりました。そんなわけで私も一人でいる時間が少しずつ増えてきます。

遠出も出来ないので、とりあえず少し時間が出来ると、近場の映画館にいく習慣がついてしまいました。

日曜日の午後、チケット売り場にいくと、「行列」が出来ています。映画館のスペースをはみ出して、遙か後方のエスカレーターのところまで、ウジャウジャと人がいます。

名探偵コナン、クレヨンしんちゃん、シンデレラ、ドラえもんと子供向けGW映画が目白押しの日曜日です。当然でしょう。

とりあえず列の最後尾に並びます。しばらくたっても列はいっこうに前に進みません。時計を見ると、お目当ての映画の上映開始までは30分あるのですが、「このままでは間に合わないかも」とチョット不安になってきます。後ろを振り返るとそこにはさらに長い行列が出来ていました。

並んでいると、前後は家族連れのようで、小さい子供が「ねぇ、まだぁ?」とぐずっています。何度も何度も同じことを聞くので、お父さんらしき人が「待てないなら帰るぞ!」とイライラした様子です。(まるでいつぞやの自分自身を鏡で見ているようですが…。)

そうこうするうちに、行列の前後から戦線離脱する家族連れがチラホラと出始めました。子供たちが待ちきれなくなったのでしょうか?(それとも親か?)

そうなるとふしぎなもので(映画館側が受付係の人数を増やしたのかどうかわかりませんが)、進み具合がとたんに早くなり、あっという間に自分の番です。

無事にチケットを購入し、ホットコーヒーを買う余裕まで出来ました。

しかし、世の中、どこに行っても行列です。

朝のコンビニ、夕方のスーパー、休日の書店。自分が並んだレジの進みが遅いと、なんだか損をしたような気分になります。「あっちの列に並べば良かったのかな?」って後悔したりして…。なんだか自分が要領の悪い人間になったようで、かっこ悪いように思えて来ませんか?

しかし、過去の経験から言っても「終わらない行列はない」のです。

これから迎えるGWに遠出をして高速道路の渋滞にはまり「いらいら」する人も多いと思います。永遠に渋滞が終わらないかのような錯覚を覚えます。ファミレスでも、回転寿司でも何処に行っても行列です。

しかし、行列はいつか終わります。

昨年のGWの渋滞に巻き込まれ、そのまま年を越した人はいません。

そう、いつか終わりが来るのです。

渋滞に巻き込まれてもイライラしない心の余裕を持ちたいものですね。