波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「役には立ちませんが…。それがなにか?」

約 1 分

soroban_girl小さい頃からAkarinがコツコツと続けてきたソロバン。

あるとき急に成績が伸びたり、はたまた停滞したり、それでもなんとなくコツコツと続いています。

歩みはのろく、しかし、辞めようとはしないのです。

「成績の伸びは悪くてもソロバンは続けたい」と。

それはそれで良いのですが、これが算数の成績とリンクしないのです。

ソロバンの時にはできているはずの3桁のかけ算が、学校でやる筆算になると、てんでダメになります。

なぜだろう?

「あんたソロバン何年やっとんねぇ(怒)」と、ついつい感情的に怒ってしまいます。

せっかくソロバンを習わせて、しかもそれなりに力はついているのに、それが学校の算数に応用が利いていません。

見ていてイライラさせられます。

「ソロバンを辞めればいいのに…。」

そう思うのですが、本人は「続けたい」の一点張りです。

なぜか?

単純に「ソロバンが楽しいから」だそうです。

確かに、算数の成績に反映されなくても、応用が利かなくても、ソロバンそのものが好きであれば、ソロバン教室に通うことが楽しいのであれば、成績にこだわる必要はないのかもしれません。

私たち大人はついつい、「効率主義」に走ります。「費用対効果」に目が行きがちです。

「好きだからやる」という、こんな単純なことが見えなくなってしまいがちです。

そういえば、私が中学生で洋楽大好き少年だったとき、英語の成績は低空飛行でした。

父親からは、「あれだけ洋楽を聴いているのだから、耳から発音が入っているだろう!英語はできて当たり前だろう」
と罵倒されたことがあります。

歴史は繰り返す。私も危うく、父の轍を踏むところでした。くわばらくわばら!

「甲子園に出られなくても、一回戦突破できなくても、野球に熱中してええねん!」

「希望大学に受からなくても、受験勉強に熱中してええねん!」

といったところでしょうか?