波乗りクリニック

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高齢者に「生活の足」を 初の交通政策白書、閣議決定

約 1 分

くるりん山口県に住んで四半世紀が立ちますが、その間、バスに乗ったのは一回だけ。大学一年生の時、アルバイト先への乗り合わせに遅刻して、山口市から萩市まで一人でバスで行きました。1000円以上したのを覚えています。(とても高かった。)
(余談ですが、これにこりて、以後はバイトに遅刻したことはありませんでした)

それ以来、JRは時々使っていたものの、山口県でバスに乗る機会がなく過ごしてきました。(バス会社の人ごめんなさい)

高校生までは北九州の実家住まいで、家の前がバス停でしたから、ラッシュ時には5-10分おきに同じ路線番号のバスがやってくるので、時刻表を見なくてすむわけです。当然自家用車も不要で、両親は運転免許すら持っていませんでした。
「流しのタクシー」も自宅前を走っていましたから、家を出て2-3分待っていればタクシーもすぐにつかまるわけです。
チョット行けば路面電車の停留所もありましたしね、今考えると北九州市はそれなりに都会だったのかもしれません。(戻ろうとは露程も考えませんがね)

さて、宇部市のバスですが、なにしろ、路線・本数が少なく、バス停も少なく、不便きわまりない代物のように感じています。山口県に住むならば自家用車かあるいは自転車・徒歩という選択しになるのでしょう。

そうなるとバス利用者が減る→不便なので乗らない→さらに利用者が減る→自家用車のない人が困る→都会の方が暮らしやすい。という悪循環に陥り、ますます山口県・宇部市の人口は減っていくのでしょう。

これを食い止めるにはやはり公共交通機関の充実が欠かせません。それには莫大な投資が必要で、いったん便利な「自家用車」になれてしまった宇部市民をバスや路面電車に引き戻すのは難しいのかもしれません。

大型バスではなく、小型のバスを数多く走らせる方が効率が良いように思いますがいかがでしょうか?
そんな単純な問題じゃないでしょうか?
(岩国市の100円バス「くるりん」は一台あたり結構な値段がするらしいのですが、見た目もかわいらしいですよ!)

個人的には「自家用車を持たない生活」が理想です。現状では不可能ですが、出来れば公共の交通機関を使って生活したいものですね。

2015.6.10 
産経新聞の記事より

政府は9日、高齢者をはじめとする交通弱者が運転をしなくても暮らしやすい社会を目指し、LRT(次世代型路面電車)やコミュニティーバスなど、生活の足の確保が必要とする平成27年度版交通政策白書を閣議決定した。白書は25年に制定された交通政策基本法に基づくもので、今回初めてまとめられた。

 白書によると、採算性の悪化などで、JRや大手私鉄などを除く地域鉄道の輸送人数は2年度の5億1千万人から25年度は4億人に減少。乗り合いバスも25年度までの5年間で計6463キロの路線が廃止された。

 白書では、人口減による利用者減がサービス低下や路線廃止を招き、それがさらなる利用者減につながるという負の連鎖に陥っていると指摘。地域の課題に対応した交通ネットワークの再構築が必要としている。

 また、地域公共交通の充実は「観光客の利便性向上や地域間交流の活発化」にもつながると訴えた。

 政策立案の参考という位置づけのため費用面の言及はなく、第三セクターが車両を保有し、運送事業者がタクシー事業を行う「上下分離方式」(島根県津和野町)、LRT沿線に都市機能を集めたコンパクトなまちづくり(富山市)など先進事例を紹介している。