波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「結局は…」

約 1 分

追いつめる親「教育虐待」という言葉をご存じでしょうか。

『追いつめる親』 ~「あなたのため」は呪いの言葉~ 単行本 – 2015/7/15
おおた としまさ (著)

というタイトルを見ると、「子供の受忍限度を超えて勉強させるのが『教育虐待』」である」という一つの定義を思い出します。

一方で、相前後して発売された、

『受験は母親が9割』 ~「灘→東大理Ⅲに3兄弟が合格! 」~単行本 – 2015/7/21
佐藤亮子 (著)

という本が売れています。タイトルだけを見ると、なんだか前掲の書籍と正反対のことを言っているように思われるかもしれません。

しかし、「教育虐待」という定義の後半部分によると、

「親の所得格差が子どもの学習権に大きく影響する状態も『教育虐待』」とされる」と言うことですから、なにも子どもの教育を放っておいて良いわけでもなさそうです。

実際、この二冊を読み比べてみると、同じ事を別々の視点から言っている様に思われます。

どちらもその根底に流れているのは、「自己満足ではなく、本当に子どもためになる『教育』は何なのか?真剣に考えている」ということです。

ぜひ、同時に読んでいただきたい二冊です。

受験は母親が9割-2