波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「外見に引きずられる内面」

約 1 分

big「ビッグ」
トム・ハンクス (出演), ペニー・マーシャル (監督)

さて、以前にもお話ししたかもしれませんが、高齢者の幼稚化が進んでいるように(体感的に)思います。

これについては、「外見に中身が引きずられて、中身が(人格が)幼稚化しているのではないか?」との仮説も持っているのですが、残念ながら立証する力も時間も私にはないようです。

昔に比べて平均寿命が延び、元気なお年寄りや美魔女(死語?)が街にあふれているのですが、なんとなく皆、とてつもなく幼稚化しているように思うのです。

私も現在46歳ですが、自分の父親が46歳の時を思い出すと、今の私ほど幼稚ではなく、もう少し大人だったと思うのです。(いいか悪いかは別として)

まぁ、私も大学生の時に着ていたジーンズを引っ張り出し、同じく大学生の時にはいていたブーツで武装すると、なんとなく気分が若返り(幼稚化して)気分も持ち上がります。その一方で、どこか冷ややかに、大人になりきれていない自分を見つめる自分自身がいます。

それでは、逆に、「実年齢は若いけれども、大人の体を手に入れたらどうなるの?」というテーマで、コメディタッチに描かれたのが「ビッグ」です。

中身は12歳で、外見は30歳。あれやこれやで経済力も身につけて、最初は子供らしい遊びに興じていたのですが、だんだんと外見に合った行動をとり、やがて一生懸命仕事をするようになっていきます。(結末はご存じの通りです)

ところで、私の仮説「精神年齢は外見に引きずられる」が正しいとすると、映画「ビッグ」とは逆の設定である、「名探偵コナン」の主人公はだんだん小学生らしくなっていくはずなのですが…。いかがでしょうか?