波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「テレビ視聴という自己治療」

約 1 分
例によって、画像は転載禁止です。
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昨日の日曜日は、朝から患者さんの急変などもあり、すったもんだの一日でした。

たまにはテレビでも見ながら、無為な一日を過ごしてみるのもいいのですが、根がケチなせいか、「時間がもったいない」と思ってしまいます。

ところで、大概の人は嫌いじゃないですよね、テレビのスイッチを入れるの。

特にご高齢の方は他に趣味がなければ、刺激もなくなりますから、朝から晩までテレビ漬けになってしまうことが多いようです。

まあ、人生の余暇の過ごし方としては悪くないのかもしれません。

しかし、若い人が一日中、一方通行のメディアにさらされ続けるのはどうかと思います。

私も経験がありますが、一人暮らしの休日になると、朝起きてついついテレビをつけることが習慣になり、気づくとあっという間に時間がたっています。
(いまでも病院で当直・日直をすると、患者さんを診ていない時間は、何の気なしにテレビのリモコンに手が伸び、とりたてて見たくもないものを見てしまいますね)

そうすると、テレビを消して寝るときに「一日無駄にしてしまった」という罪悪感とも自己嫌悪ともつかない、いやな感じを引きずります。

 

一方で、暇をもてあましたり、何かを考えると憂鬱になってしまうときは、とりあえずテレビをつけて「頭を空っぽにする」のも、治療として一時的には有効だと思います。

ただ、その効果はやはり一時的で、いずれは効果が薄れ、メディア依存に陥ります。

さて、費用については、民放は無料なので、電気代以外はかからないように見えますが、番組制作料は「CM」という形で、最終的には消費者が負担することになります。(子供向けの戦隊ヒーローなんかは、30分間全部CMですからね…。)

その意味では、テレビを持っている人から直接に受信料を徴収するNHKに比べて、批判を避けながら、より確実な形で「テレビを見ない人からも」受信料を取っていると考えることも出来ます。

しかし、問題はテレビ視聴にはまた別の経済的問題が絡んできます。が、その続きはまた今度。