波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「お殿様理論」

約 1 分

naminori-clinic_20150814_01_001R昨日は春分の日で、お彼岸のお墓参りでクリニック前の墓地も賑わっていました。

天気も良く、花粉症以外の人にとってはとても過ごしやすい一日だったと思います。

私は救急当直明けで、半ばボンヤリと教科書やマンガを読んで過ごし、あげくは息子と二人で「NHK・映像の世紀」を見て締めました。

19世紀末から20世紀初頭の「動く映像」を久しぶりに見たわけですが、そこに出てくるのは悲惨な映像が多いわけです。

裕福な人たちも出てきますが、多くは貧しい暮らしをしています。

裕福そうに見える人も、なんだか窮屈そうな服装をして、なんとなく「お風呂に入っているのかなぁ」などとよけいな心配をしています。

「ウォシュレットは人類最高の発明」だと思っている私からすると、過去のどんなに裕福な人であっても、シャワーやトイレの完備されていない時代の人を不遇に思ってしまうわけです。

現代社会にすむ私たちは、とくに日本人のほとんどは、蛇口をひねればお水が出て、雨露をしのぐ家屋があり、テレビや車に囲まれて生活しているわけで、過去のどの時代を過ごした人たちよりも「裕福」だと思うのです。

要するに、私たちは江戸時代のお殿様よりも恵まれた暮らしをしているわけですよ。

そのなかで、「あれがない、これがない」と不平不満を言っていても始まらない…。

私はこれを「お殿様理論」と呼んでいます。

さて、本当に私たちは幸せなのでしょうか?