波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「生きて帰りたい」

約 1 分

zero 昨年末、息子と一緒に話題の映画「永遠のゼロ」を見てきました。

 前半にして、会場からは鼻をすすり上げる音が、あちらこちらから聞こえます。前席の女の子3人組もハンカチで涙をぬぐっています。私も途中からは、「いかにして涙をこらえるか」ということに意識を集中してしまったため、純粋に映画の世界に没入出来ませんでした。
 これから見ようと思っている涙もろいおじさん達は、その日の最終上映回で見るか、さもなくばブルーレイ&DVDが出るまで待ったほうが良さそうです。(あとはサングラス&マスク持参でしょうか?かなり怪しいですが…)

 家内と娘は、ほぼ同時刻にあった「名探偵コナン対ルパン」をみて、大いに笑い、盛り上がったようで、映画鑑賞後に合流したときの二組の表情は対照的でした。

 当初は映画鑑賞後に「家族サービスでボーリングでも」、と思っていたのですが、私と息子はとてもそんな気分になれず、結局そのまま帰宅。

 さて、表題の「生きて帰りたい」ですが、これが「永遠の0」を貫く主題です。これも当時ならば言葉通りにとると卑怯な言葉ですが、私たち現代人には愛の言葉として響きます。言葉を持って表現することの難しさ、主人公の宮部久蔵の身をもって示す生き方は、私たちに何かを語りかけてきます。

 零戦パイロットの岡田准一が、これ以上ないと言うくらいのはまり役で、脇役の配置もすばらしい!原作ものの映画としては近年まれに見る良いできあがりです。原作本のファンの人にもお勧めです。