波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「ABC! 曙第二中学校放送部」

約 1 分

曙第二中学校放送部「ABC! 曙第二中学校放送部」
市川 朔久子 (著)

先日、新聞の書評を見て見つけた本書。

あらすじが、自分の高校時代を思い出すようで、即購入。

一気に読んでしまいました。

新入部員や美少女転校生が入ってきて、放送コンクールへのエントリーをきっかけに活性化していく放送部。生活指導の教員からにらまれつつ行うお昼の放送など、まるで自分の学生時代を覗かれているような錯覚すら覚える本書。

中高一貫のお嬢様学校が放送コンクールで上位に来るあたりも、まるでそっくりです。

放送部はいちおう文化会系ですが、演劇部と並んで、ランニングから腹筋・発声練習とまるで運動部のように鍛えられます。(まぁ、私はサボってたのですがね…)

また、放送機材の管理や運動会の演出など、することは盛りだくさんでしたね。

著者は福岡県出身とのことで私と高校時代がかぶる年齢層ですから、その古き良き時代のコンクールを想っているのかもしれません。

夏の読書感想文のネタにぴったりの本書です。

内容紹介
『よるの美容院』で、第52回講談社児童文学新人賞を受賞し、第2作目『紙コップのオリオン』でも注目を浴びた著者の3作目。
主人公・みさとはアナウンス経験のない、放送部員。しかも2人しかいない零細クラブだ。能天気な顧問と厳しい担任のせいで、毎週火曜日の昼の放送を行うこと、しかも部員を増やさなければならない状況に陥る。
クラスメイトからの嫌がらせが原因で、孤高の美少女転校生・葉月とのかかわりを持つことになったみさとは、思い切って葉月を放送部に誘う。
さらには気になるクラスメイト・新納まで、入部してくれて…。
葉月のアドバイスにより本格的な活動が始まり、大会エントリーを目指して各々の思いを形にしていこうとする。
みさと自らもバスケ部を途中でやめた過去あり、前の学校で放送部員だったのにマイクの前で一言も発さない葉月にも、隠していたできごとがあった。
温かな描写と、キャラクターたちが美しく輝く、心優しい青春小説!