波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「さかさ町」

約 1 分

さかさ町「さかさ町」
F.エマーソン・アンドリュース (著), ルイス・スロボドキン (イラスト), 小宮 由 (翻訳)

すべてが逆さまに出来ている、「さかさ町」にひょんな事から立ち寄ることになった兄妹のお話。

家や車が逆さまだったりするところはご愛敬です。

読み進むと、「病院で待つのは患者ではなく医者の方」だったりと、社会風刺も出てきます。

「健康な人が、医者にお金を払い、病気にかかったら払わなくてよくなる。なぜなら、病気の人は働けなくてお金が払えないから」という所は、逆さまではない普通の社会にも当てはまるような、内容です。

学校では「忘れることを勉強」します。

「いやな目に遭ったことを忘れてしまう」

これも一つの才能で、それを伸ばしていくのも教育というのがおもしろい発想ですね。

青少年読書感想文全国コンクール小学校中学年の課題図書にも指定されている本書。

挿絵も昔風で、懐かしい気持ちにさせてくれる一冊です。

内容紹介:
リッキーとアンは、おじいちゃんの家にむかう汽車の旅のとちゅう、思いがけず、見知らぬ町で一泊することになりました。そこは〈さかさ町〉。建物も看板も上下ひっくりかえっていて、ホテルや病院、学校での常識も、野球の試合や買い物のルールも、いちいちふつうとは反対です。おどろきと発見がいっぱいの、ゆかいな空想物語。