波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「なぜ、救急隊員は字がきれいなのか?」

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無断転載禁止です。
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月に一度だけ、救急外来のお手伝いに行っています。

患者さんが救急搬送されたときには、必ず救急隊が病院到着までの病歴や所見を書いた紙をおいていってくれます。

「救急活動記録表」あるいは「救急隊活動記録」と言われるものですが、最後に搬送先の医師のサインが必要になります。
(あるいは、救急搬送を拒否する患者さんのために、「搬送を拒否します」といったサインをする欄も設けられているのが普通です。)

初療室内で慌ただしくサインをして患者を受け取るのですが、いつも思うのが、

「救急隊員の字が実にきれいで読みやすい」ということ。

決して、流麗に書いてあるわけではないのですが、楷書でかっちりした文字、とても読みやすいのです。

在宅医療をやっている関係もあって、同乗搬送するとき、揺れる救急車内でクリップボードを片手に着々と記録をとっていく救急隊員を見ることがありますが、それでもみんな字がきれいで読みやすいのです。

採用基準に字のきれいさ、読みやすさが含まれているとしたら….。
わたしはとても成れそうにありませんね。

字が汚くてもやっていける医師という職業のありがたみを感じる一瞬です。