波乗りクリニック

「ようかん」

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「ようかん」 単行本(ソフトカバー) – 2019/10/30
虎屋文庫 (著)

昔、代々木ゼミナールに「多久 弘一」先生という、漢文の名物講師がいました。
私は理系なのですが、なぜか漢文が好きで、その先生の書いた参考書を熟読していたのですね。
いっぱい本を書いておられるので、今となってはどの山峡書に書いてあったのか思い出せないのですが、
あるとき、先生が講義の中で「ようかん」の由来について語ったらしいのですね、いわゆる「羹(あつもの)」汁物からの話をした。
それを聞いた学生がなにを考えたのか「ようかん」の本家本元である虎屋に乗り込んで、「ようかん」の歴史について一席ぶったのだとか…。
その時の主人がそれに感心し、「そんな歴史があったとは、ようかんを売っていながら知りませんでした。教えてくれてありがとう」といい、手みやげに立派な「ようかん」をもらったのだとか。
嘘かほんとか知りませんが、この本を読んで、虎屋の歴史、羊羹の歴史をみれば、その逸話は多分作り話だったのではないかと思います。
もしかすると、その出来事が羊羹の歴史を掘り出すきっかけになったのかも!(なんてことはなさそうですが…。)
さて、懐かしい。多久先生は今頃何処で何をしておられるのか?

 

内容紹介
こんなに美しく、奥深かったとは――
虎屋による類書なしの決定保存版!

信長や家康がおもてなしに使い、
明治以降は携帯・保存食として重宝されるなど
様々に愛されてきた和菓子の雄。
羊肉の汁物から現代の煉り羊羹に至る変遷を、
新説交えて綴る「ようかん全史」や、
四季折々、多種多様さを魅せるカラー48頁、
全国121の名物羊羹紹介まで。
この一冊でようかんのすべて、
500年の歴史を持つ虎屋がわかる。

はじめに

【見る】
I ようかんって素敵だ!

II 菓子見本帳

III ようかんギャラリー

IV 武井武雄の世界

V 全国のようかん

VI ようかんを楽しむ

VII 虎屋のようかん

【読む】
第1章 ようかん全史

第2章 ようかん好きは語る

第3章 原材料について

第4章 虎屋のようかんの歴史

第5章 全国のようかん

ようかんQ&A

全国のおいしいようかん

おわりに

ようかん年表
出典/主要参考文献