波乗りクリニック

「マスクをしたまま、どうやって食べるのか?」

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写真は、東京にある、とある中華料理店の前に張り出された写真です。
これをみて何かがおかしいことに気がつかないでしょうか?

マスクをしたまま、一体全体、どうやって食べるのか?

マスクをして入店しても、食べるときは取り外す必要があります。つまり店内にいる人は食べている人たちなので、店員以外のお客さんは「マスクをしていない人だらけ」です。あるいはいわゆる「あごマスク」の状態になっているはずです。

マスクの正しい使い方、それは
「外科用マスクを装着する際、触る部分は考えられる限り最小限にすること。一度装着したら、決して手を触れないこと。鼻マスク・顎マスクは厳禁! 次マスクに触るのはそのマスクを取り外して廃棄するとき。そして、取り外すときは耳ひもを持って外すこと。」

ということに集約されます。

マスクの正しい使い方 今こそ見直そう

つまり、マスクをして入店しても、食べるときは取り外す必要があります。
このマスク不足の中で、来たときとは別の新品マスクに取り替えて店を出る….わけはなく、食べている間、何処かに置いていた使用済マスクを再装着しているのが現状ではないかと思います。

繰り返しますが、一般の人のマスク装着は自分を守るというよりも、「感染している人が他の人に感染させないよう、感染者が装着する」のが基本です。
(※医療現場で、トレーニングを受けた看護師さんたちのような集団が、きちんとした手順でマスクを使った場合には、予防的に効果があることについてはデータがあるようなので、それは例外です。)

なので、感染している可能性がある人は、マスクをして外食をするのではなく、感染から回復するまで自宅にいるのが正しく、まちがっても中華料理店に足を運んでは行けません。

つまり「マスクをしていない人は入店禁止」というのは矛盾に満ち満ちた方針ということになります。

ただ、これもお店だけを責めるわけにはいきません。
「開店してお客には来てほしい。そうしないと潰れてしまう。だけれども、そのまま空けていたのでは世の中の批判を浴びる。」
そんな、苦しい決断なのだと思います。

繰り返しますが、トレーニングを受けていない人のマスク装着は感染を広げる可能性があります。

政府はマスク増産を後押しするだけではなく、しかるべきところにしかるべき物品を供給しようと頑張っているようです。
不眠不休で頑張っている専門家・関係者の皆さん、ご自愛ください。