波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

入学式の朝に思う

約 1 分

yozemi 昨日は市内の小中学校で一斉に入学式がありました。

 天気も良く、門出としてこれ以上ないいい日和でした。

 一般的に入学式は希望に満ち、めでたいことなのですが、一方であまりめでたくない入学式もあります。
 そう、予備校の入学式です。

 今ではどうかわかりませんが、その昔、駿台予備校の入学式は東京の武道館で東大入学式の前日に行われていました。(いや、翌日だったかもしれません)
訓示として「来年は一日違う入学式に出るように」というのが定番だったらしいです。
 そして、その言葉通りに東大に入ってしまう人が多く通っていたのが駿台予備校でした。

 私の母校は代々木ゼミナールです。入学式は福岡国際センターでありました。
 記憶があやふやなのですが、入学式の後で近所の中華料理屋に立ち寄り、我が生涯で最悪にまずいちゃんぽんを食べたのだけ、覚えています。野菜に火が全く通っておらず、生臭いキャベツをかじりました。これが予備校の味です。

 余談ですが、さっき代ゼミで検索していると、当時習った先生のホームページにたどり着いてしまいました。

 「定松先生」、とても変わったひとで、でも教え方がとても上手、雑談も面白い先生でした。予備校の先生になるべく生まれてきたような人です。写真では髪に白いものが混じっておられますが、まだまだご健在のようで、何よりです。一つの問題に様々な解法でとりくむ、受験数学だけにとどまらない、数学のおもしろさを教えてくれた人でした。
 夏期講習に来ておられた「前田の物理」の前田先生、漢文のおじいちゃん先生も今はどうしておられるのでしょうか?

 いまでも時々、母校の前を通るとあの頃の、先が見えなくて不安だった時を思い出します。

 現在は開業準備に追われ、同じように先の見えない毎日を過ごしていますが、あのときの不透明感に比べると、今の方がまだ安定感があります。(支えてくれる家族もいますしね)

 予備校一年の皆さん(二、三年生、それ以上も)、がんばって悔いなき一年を過ごしてください。