朝7時、中学生の長男をバス停まで送り届けた後、その足で早朝の定期往診に回ります。
いつもと同じ時間、同じ場所を車で通りながら、日々の風景が通り過ぎていきます。
通学路を一生懸命歩いている子供、見守り隊のご近所さん。
そのなかで、毎朝すれ違う、ウォーキングしているシニア世代のご夫婦。
寒い冬の日でも、しっかり防寒具を着込み、ゆっくりゆっくりと坂道を上っています。
どこかへお参りにでも、行かれているのでしょうか?
時に、おばあさんの姿が見えないこともあり、「もしかして体調を崩しているのでは?」などと余計なお世話な想像をしてみたりします。
翌日にはまた元気そうにご夫婦で歩いている姿を見て、「ほっと」させられます。
いつもの日常を繰り返しながら、日々は過ぎていきます。