波乗りクリニック

一般内科・心療内科・在宅医療

「不言実行」

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chigasaki「不言実行」

 昔はこれを親や教師から、よく言われました。子供の頃は、「口先だけでなく、ちゃんとやりなさい」という意味でとらえていましたし、それを口にする大人もその意味で使っていたと思います。また、数年前に「有言実行」という造語が流行り、そちらの方が格好いいような風潮がありましたので、その対比としてとらえられている事が多いようです。
(「有言実行」とは、「何かを宣言し、その通りに行うこと、実行すること」との意味合いで使われてていたように思いますが、そのような言葉が本当にあるのか、使っていいのかは、わかりません。)

 そのためか「不言実行」を「あれこれ文句を言わず、(人に知らせず)黙々と実行する、事を成す」と考えている人も、少なからずいるように思います。
 また、「不言実行」ならば、何かに取り組んで失敗しても他人に知られることがないため、「恥をかかずにすむ」、つまりちょっと「卑怯なやり方」とのとらえ方をする人も出てきているようです。(極論ですが…)

 しかし、「不言実行」の本当の意味は、「言葉で説明出来ないことを行動で示す」ということです。

 言うまでもなく、言葉や文字は便利なもので、人に意思を伝達する手段として使われますが、話し手の意図がそのまま相手に伝わるとは限りません。
その時に「不言実行」、すなわち「行動を持って示す」事が意味を持ってきます。

他方、この言葉は「結果がすべて」という事につながりかねないので、恐ろしい言葉でもあります。

今年は私にとって、大きな変革の年です。

 小早川が何をしようとしているのか?興味を持って質問される方もいらっしゃいますが、私にはそれをうまく伝える言葉がありません。つまり、身をもって示すしかありません。

「不言実行」これを持って理解してくだされば、幸せます。